令和5年度 バンドフェスティバル
2023年8月3日、令和5年度バンドフェスティバルが府中の森芸術劇場にて開催されました。
昨年同様猛暑の中開催となり、東陽小からは4年生~6年生の21名が参加しました。
9:00 学校に集合し、パートごとに別れて音出しをしました。顧問の関川先生とは現地集合のため、鈴木愛織先生が見守って下さるなか、こども達同士コンディションを整えました。
10:30 音出し終了後、こども達は支援部保護者と一緒に、各々楽器をトラックに運びました。
11:00 学校で早目の昼食(軽食)をとりました。
11:20 東陽町駅へ出発。今回はアフターコロナということ、会場付近での大型バス駐車場確保が難しいことを踏まえて、現地へのこども達の移動は、支援部保護者の引率協力のもと電車を利用し、楽器はトラックにて運搬することとなりました。
12:40 会場最寄り駅の東府中駅へ到着、徒歩で会場へ向かいました。
13:00 道中スムーズで予定どおり会場に入りました。
今回のコンクールは演奏時間7分以内、楽器のセッティングは3分以内となっており、超過した場合はそれぞれ失格、減点対象となります。緊迫した空気の中、重たい打楽器は支援部の保護者が指定の位置に運びセッティング、本番前も楽器を置く場所を入念に確認しました。
14:00 ついにコンクールが始まり、各学校の渾身の一曲が奏でられました。
東陽小の出番は午後の部7番目、曲目は「鬼の石段~いにしえの厄災にまつわる伝説~」です。
この曲はコロナ禍、新型コロナウイルスをテーマに、最後は人類がウイルスに打ち勝つようなイメージで書き上げられた迫力ある和風の曲調です。曲の最初は不気味な音で感染拡大を表し、最後は神のご加護によって平和が訪れるといったストーリー性があり、まさにアフターコロナにふさわしい曲です。
こども達一人一人が真剣な眼差しで先生を見つめ、一吹、一打を大切に奏でていました。
ソロパートは緊張した様子でしたが、日頃の練習の成果を頑張って披露していました。
最後は部員全員の想いを乗せた音が、会場いっぱいに綺麗に響いていて、こども達も達成感に満ちた表情をしていました。
演奏後、他校の演奏を聞き、最後は近くの府中の森公園にて校長先生・関川先生より講話を頂きました。
校長先生からは『演奏時間約400秒のために費やした、何十時間もの練習時間は君達にとって素晴らしい糧となる。8/26の本選ではさらにレベルアップした400秒を観るのが楽しみです。』と激励の言葉を、関川先生からは『今日の演奏は今まで練習してきた中で最高で、最後もよく響いてとても綺麗でした。』とお褒めの言葉がありました。
16:50 東府中駅を出発
18:00 無事に東陽小学校に到着しました。暑い中での移動、よく頑張りました。
結果は銀賞でした。
あと1つ順位が高ければ金賞だったと知り、こども達は皆、悔しさをにじませていました。着実に力をつけているこども達。『次の8/26の本選では、金賞を取りたい!そのためにも、審査員講評の細かい点を意識して取り組みたい』と、それぞれ明確な目標を立てていました。今回の課題を見直し、各自が満足できる結果を出せるよう、さらなる飛躍を願っています。
※会場内は撮影禁止の為、残念ながら演奏の様子は撮れませんでした。